課題とは
エコという観点でいうと、これ以上ないというくらいにメリット尽くしのエコキュートですが、全てがお得というわけではありません。
それはどのような技術にも言えることで、一長一短、つまりメリットがあれば問題点、注意点というものも必ず存在します。
重要なのは、その注意点がどの程度の負荷となるのかということです。
エコキュートの注意点は、非常に大きな機械を用いる技術という点です。
これによってスペースをかなり取り、ある程度の音量の低周波音が鳴り、機械価格も高くなります。
また、空気熱を利用するという特性上、時間帯や季節によって光熱費が大きく変わってくるということもあります。
さらに、大規模なシステムユニットなので、例えば故障した場合などは相応のコストが修理に必要となります。
これらの注意点は、技術開発の中途段階においてはどのような分野でも起こり得るものです。
簡単に言えば、技術が形となった段階では目的が最優先されるので、利用者のニーズに応える段階ではないということです。
エコキュートの場合、エコが目的のためこの点がまず優先されており、今後利用者がコスト面や大きさなどに注文をつければ、改善されていくことになります。
エコキュートというシステムは、空気中の二酸化炭素をいかに迅速に、少ないエネルギーで目標の熱になるまで圧縮できるかということが鍵を握ります。